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高校生のインターンシップ<2>

大学の就職支援に携わっていた頃、感じていたのは3点あります。
1.自己理解の視点で、高校、大学を通じて自分は何をしてきたのか語れない。
2.職業理解の視点で、社会に出た時に自分のやりたいことは何か語れない。
3.自分自身の人生について、将来の目標や夢を語れない。
私たちキャリアコンサルタントや就職支援課等は、こういった学生たちに様々なプログラムを通じて
就職支援をするわけですが、3年生で就職活動をスタートする時点で、世の中の仕事をどれだけ
知っているか、自分の長所、短所は何かわからない学生が、年々増加していると感じます。
当時、この子たちは高校生で何をしてきたのだろう?と考えていたのですが、今、高校生の
インターンシップを担当するようになり、先生たちとの交流を通じて、「あー、こういうことか」
と納得するようになってきました。
最近では、授業に「総合」の時間が設けられ、様々な取り組みがなされ、報告もされています。
学校内にベンチャー企業を誘致して、生徒が自由に交流できる場を設けたり、生徒が地域活性化
の取り組みを行ったりと盛り沢山です!
一昔前はアクティブラーニングとか言ってましたが、実際にこうした取り組みが功を奏して、学校が
活性化したという話を聞くと、元気が出ますし、大きな拍手を贈りたいと思います。
こうした取り組みがもっと進めば、上記の3点の悩みは解消されると思います。

・・・続く

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高校生のインターンシップ<1> [就職活動全般]

私が高校生のインターンシップを担当して早いもので、2年が過ぎようとしています。
県の取り組みとして、17年前から始まった事業ですが、最近ではその目的が現場の先生
まで浸透していないような感じがします。
[曇り]
高校生のためのインターンシップとは何か?
あるべき姿と現状と、いろいろ考えてみたいと思います。


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高校生のインターンシップ(キャリアコンサルタントの関わり) [就職活動全般]

文部科学省が小中高で進めているキャリアパスポートについて
私は、大変良いことだと思っている。
児童、生徒に対して自分の将来を「書かせる」ことで
小学校から中学校、高校へと段階ごとに振り返ることが
できる利点がある。
さらに、進学する生徒には、その先にある就職に向けて
自分のキャリアを考えるために、必要であると感じる。

大事なのは、キャリアパスポートを取り扱う先生方や
保護者のサポートであろう。

私は先生ではないので、忙しさはわからないが
「確かに先生は忙しい!」
授業を担当して、その他の役割もあり
、行事もあり、保護者の対応もあり・・・
その上で生徒の就職活動、進学に向けた相談
もしなければならないのである。

先生は生徒一人ひとりの個性を理解し
キャリアカウンセリングを行う  と
「高等学校キャリア教育の手引き」(文科省HPから)
には書いてある。
もちろん、先生方のコミュニケーション能力は高く
個々の生徒の理解度も高いのだが、客観的にその生徒
のキャリアを考えることができるのか?マッチング、
適性、本人の目標との関係・・・・などなど

もし、その生徒が、心の病を持っていたら?
キャリアコンサルタントであれば、リファーの対象に
するだろう。
そのまま、就職活動を継続するかどうか悩むところだろう。

こうしたことから、先生のフォローアップができる専門家の支援者が
日常的に必要なように感じる。

生徒一人ひとりの環境も、社会の環境も昔と比較してだいぶ変わっている。
生徒に対するキャリア支援について、さらにキャリアコンサルタントの活躍
の場が必要だと感じる。
[位置情報]





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高校生のインターンシップ(始めに) [就職活動全般]

最近、高校関連のニュースが目立つように
なった。
つい先日もNHKのニュースで神奈川県の
某高校(来年廃校)における学園祭での生徒
の母校廃校を惜しむ活動が取り上げられて
いた。
来年から違う高校に通うことへの不安が
語られていたが、一方で人気のある高校
も特集され、少子化の影響も一律ではない
ことを感じた。
少子化における学校の統廃合、高校生の
学びのあり方、キャリア支援のあり方等々
高校のインターンシップに携わる身として
今感じていることをテーマに、問題意識や
課題、提案などをキャリアコンサルタント
としての視点で考えてみようと思う。


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キャリアパスポートを使ったキャリアデザイン [就職活動全般]

文部科学省で2020年からスタートさせた「キャンパスパスポート」について、大変興味関心を感じたため、今後の方向性や活用方法について、自分なりの考えをコメントしようと考えている。
まず、キャンパスパスポートとはなんであるのかというと、子供たちが小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる活動について記入し、記録を保管するポートフォリオ的なものだと解釈している。(超簡単にまとめたが)
文部科学省の公式サイトから引用すると
<今、子ども達には将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実践するための力が求められています。この視点に立って日々の教育活動を展開することがキャリア教育の実践の姿です。子ども達の発達のが段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう」>
というふうに、その経緯について述べられている。
私の場合、2007年キャリアカウンセラーの資格を取得し大学生のキャリア支援に携わってきたこともあり、常々、大学3年生からのキャリア支援では遅すぎると感じていたので、全国でこのような取り組みが普及していけば、大変素晴らしいことだと感じたのである。

次節のコラムでは、その現状について述べてみたい。
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エンパシー(共感する)2 [就職活動全般]

共感力とは「人の気持ちを汲んで寄り添うことができる人」のこと。
私は心理学者ではないので、前述の「HSP」について多くは語れないのであるが
今の社会は、コロナ、コンプラ、社内ルール、罰則の厳格化、身の回りにはいろ
いろな縛りがあり、少々生きづらく感じることが多いのではないだろうか?
私たちの年代であれば、20歳〜30歳くらいまでで仕事上のミスがあっても
上司は大らかに受け止めてくれた。
今の時代、上司は社内規定、コンプラ、評価システム等やることが多岐にわたり、
部下をみる時間的余裕がないのかもしれない。
そんな中、「共感力」を持てといわれても、気持ちを汲んでいる余裕はない!(影の声)
のである。
しかし、よ〜く身の回りを見てみると・・・
チームワークの良い職場には必ずいるのである。
例えば、若手職員が最近塞ぎ込んでいる。どうやら得意先の○○さんとうまくいかず
悩んでいるようである。
こんなとき、さりげなく、得意先に一緒に同行しアドバイスを言える職員がいる職場で
あれば、部下の悩みや得意先との関係悪化を回避できるのではないだろうか。





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エンパシー(共感する) [就職活動全般]

ある番組で、スタンフォード大学の研究結果を紹介していた。
「マウスに恐怖・鎮静・痛み」の刺激を一定期間与え、何もされていないマウスと一緒にすると
そのマウスは即座に鎮静、痛み、恐怖に反応することがわかった。また、痛み鎮静は脳の同じ場所
が反応し、恐怖は違う場所が反応するということも発見されたとのことである。
HSP(Highly Sensitive Person)生まれつき敏感な感受性を持っている人・・・の研究の一環
だということなのだが、大変興味深い結果である。
最近参加した研修でも、他人事を自分ごとにすることの重要性「共感力」が求められている
とのこと、今の時代本当に求められている力のように感じる。
続く→
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就活スタイルについて [就職活動全般]

男女の就職活動中の服装、定番の身出しなみが注目される?

今年の就職活動は、コロナ禍の中で大変な思いをしている学生が多かったのではないだろうか
中には、諦めて来年就職活動を行おうなんて切り替えた学生もいるはず・・・
そんな中、就職活動のスタイルにも多様性を!という声をあげる学生が多いという・・
紳士服の有名メーカー、就活コンサル関係の宣伝にも影響がでるのだろうか?

確かに欧米では人物評価中心のため、外見には拘らず、なんて感じです。
最近では日本でもIT関係中心に、面接や就職活動は私服でOKというところも出てきている。
企業側の方でそのような対応を広げていけば、自ずと改革できるような気がする。

最近はコロナ禍で在宅ワークが増えたのでスーツを着る機会も減ったし
いろいろな業界が受難ですね[雷]

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① 21卒就活状況 [就職活動全般]

3月前に行われる業界研究セミナー(名称は
いろいろ)が開催花盛りである。
イベントを運営する側も早期に動かないと
学生のニーズをつかめないと必死である。
もちろん企業としても早期に良い人材と出会い
取り込んでしまいたいという思惑がある。
今年はオリンピックイヤーで、マインドも
その傾向であるのだ。


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働き方について [就職活動全般]

働き方改革について取沙汰されています。
私は「働き方改革」について少し違和感を感じています。
最低限守らねばならないことをお上が決める事は、必要なのかもしれません。
しかし、マスコミも含めてちょっとしたことで加熱気味、過ぎやしませんでしょうか?
人権を無視した雇用について、看過してはいけないことは当たり前でしょう
しかし、それに乗じて国が大企業優遇の制度を進めていたりして・・・
例えば・・・裁量労働制なんていうのは、成果で報酬を決めるわけなので
じっくり時間をかけないと気がすまない人にとっては、私生活がなくなるなんてことも・・・
くわばらです

ところで、日本人のワークライフバランスについては、歴史的にワークの割合が
高すぎるんですよね。連休も増えましたが、休暇の取り方はみんな同じ・・・
そろそろ、自分の行き方の軸をしっかり持ち、ワークもライフも充実した時間
のなかで、生き方そのものを考え直す時期なのかもしれません。
私も含めてですが[exclamation]
青木
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