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エントリーシートの記入 [就職活動全般]

採用する側からすると、エントリーシートは本人を知るための重要な資料となります。

最近ではオープンES(Webサイト上で記入できる仕組み)なるものが主流なため

字がきれいかどうかはわかりにくいですね・・・ポジティブに考えれば「読みやすい」「書きやすい」

逆に「味わいがない」「書体から受ける人物像がわかりにくい」等ありますが、多くの応募者から

絞り込むわけですから、受け取る側は読みやすい方が良いし、応募する側は書きやすい(コピペ

でどんどん応募できる!)方が書類作成に時間がかからずに良いわけです。

まあ、時代と共に変化するのだから仕方ないですよね。

ところで本題ですが、人事職員が一番よく見る項目といえば「志望動機」ですよね。我が社のどこに

興味を持ってくれたのか?

面接する前にこの部分が読まれることは理解して記入した方が良いわけです。

そして、面接時にはここが掘り下げられて聞かれます。

たとえば、「御社は家族のような暖かなサービスをモットーにしている。私もそうだと感じています」

と言えば、「あなたにとって家族のような暖かなサービスってどのようなサービスだと思いますか?」

「具体的な体験談がありますか?」・・・と聞かれるでしょう。

ここが肝心なのです!

次の面接に進める回答は→その企業の暖かなサービスは何かを研究していることです。

そこから、自分の体験談を話せるかどうかでき決まるのです。

「御社が大切にしている我が子に対する愛情を注ぐことだと思います。私の親は・・・・」

と続けられるかどうか。

いかがでしょうか・・・

ワンデイインターン [就職活動全般]

多くの企業では、6月採用前にインターンシップを行っている。

私も大学生協でワンデイのインターンシップの説明員を担当することがある。

大学生協ならではのテーマ設定でお互い楽しい時間を過ごさせていただいている。

最近では「ひとことかーどの回答を考える」というテーマで学生に頑張っていただいた。

いくつかのグループで話し合い回答する。

恋愛に関する悩み、こんな商品がほしいので仕入れてほしい等様々な要望に回答する。

みんな、意外と時間がかかる作業に悪戦苦闘し、悩みながらも結構楽しんでいるグループもあった。

かつては、苦しむ就活だった時代もあったが・・・今や楽しませながら興味を持っていただく工夫が必要

なのである。

社内キャリアプランニング① [就職活動全般]

近頃では、社内人材育成がうまくゆかない企業が多いと聞いている。

人事評価にもつながる社員の育成計画は、とても重要で社員のやる気、モチベーションを

いかにして高めるのか、人事部の腕の見せ所なわけである。

そうした仕組みが、多くの企業で停滞する理由のひとつに、平等主義がある。

社員の能力を引き出すのに、同じようなアプローチしかしていないケースが多いのである。

例えば、ある一定の研修や実技を受ければ、その社員達は同じレベルであるということを認める。

その教育が、現場で結果につながったかどうかは関係ない、良い点数をとれたかどうかが評価になる。

人事部として考えず、自分が社長であれば、教育した成果は受けた社員がどれだけ結果(利益とか)

を生み出したか?のはずである。

次回は自分が関わったケースで、うまくいった方法を紹介します。[exclamation]


18卒業生の就活 [就職活動全般]

会社説明会の開始が3月から、6月から内々定が出始める。

今朝の新聞では、会社説明会の時期について、2月に早めようという動きもあるとか。

大学では、試験期間中ということもありなかなか難しいだろう。

あまり期間に惑わされることのないようにしないと、迂闊に決定した内々定

ところが、内定以降次々と表出してくる現実・・・大手企業でもブラックに近い

労働時間がまかり通っている昨今!本当に自分に向いているのか!

仕事は何のためにやるのか・・・?よーく考えておきましょう。

就活期間が短くても、しっかりしたプロセスで内定をとるようにすることが

とても大事なことがわかりますよね。自分にとっての幸せとは?高収入!

やりがい!仲間との協同作業!・・・まずは自己分析ですよね。

自分が大切にしていきたい事はなんでしょうか?





求められる人物像と、求められる大学(最後) [就職活動全般]

企業側のニーズから、大学には様々な期待が寄せられる。(実は企業で教育する余力がなくなっているから?)

語学力の向上、社会人マナーの教育、キャリアデザイン(社会人としてどう生きるか描く)等々

今や18歳人口の50%は大学に入る時代であるから、4年間の空白期間を大学に求めるのも当然かもしれない。

昔は大学へ進学する人は「勉強が大好き」「特殊な能力を身に付ける」等、目的意識がはっきりしていた。

ちなみに、私は正反対で勉強はきらい!大学に入らなくても好きなサッカーや音楽はできる、と高校卒業後も

目標を持ち生きてきた。(今はなぜか大学関連の仕事をしている)

なので、おぼろげにも大学は学生を鍛える場(色々な意味で)だろうと想像してきた。

しかし、多くの大学では18歳人口の減少に伴い、財政的に厳しくなり国公立大学でも国から予算を削られて

いるのが現状である。

募集定員割れを避けるためにも、本来大学に入れない学力であるにもかかわらず合格させてしまう・・のは

当然であろう。

大学の運営責任者たちは、学生の顔色を気にせず日本の将来を背負うエリートを育てる場である環境を

整えるべきだろう。そして親は、わが息子娘の進路について、もう一度本人と良く話し合い進路を考える。

そんなことが求められているような気がしてならない。


求められる人物像と、求められる大学(その2) [就職活動全般]

ノーベル医学生理学賞に決まった東京工業大学の大隅良典栄誉教授

おめでとうございます!

基礎的な研究を怠らず、こつこつと積み重ねた結果だという・・・

何でもネットで解決できる時代に、地道に研究を続ける事は大変だったろう

しかも大隈先生、お話好きで、お酒も好きとのこと

そういえば、ここ数年の日本人ノーベル賞受賞者はお酒好きで交流好き

求められる人物像ともオーバーラップする。

OB・OG訪問は古い? [就職活動全般]

10月1日内定者の発表・・・3月から6月までの短期決戦お疲れ様。

果たして、自分のやりたいことを見つけることができただろうか?

当分は売り手市場の続く中、企業側の甘い誘惑に乗せられて安易に

内定承諾していないだろうか?

本当にその会社を知るのであれば、OBやOGの実体験を聞くべきなのだろうが

最近では、個人情報の問題やなんかでそういう機会も減少しているそうで

紹介するサイトも多々でてきている。

リクルーター(企業側からのアプローチ)についても活用するべきだろう

何にしても、自分の目で確かめることを怠らないことが大事である。

求められる人物像と、求められる大学(その1) [就職活動全般]

就職活動生をキャリアコンサルティングするときに、よく質問される言葉がある。

「求められている人物像」とは?

最近では「新たな価値を創造できる」「積極的にリーダーシップを発揮できる」「組織の枠を

超えて活躍できる」という人材が求められているようである。

また、組織の知識や場(リソース)を活かして連携できる人材。部下に任せることができる上司

逆に上司の方針を理解し任せてもらえる部下。どちらも、今の状況や地位に安穏することなく

勉強し続ける姿勢が必要である。

こうして考えると、最近の大学は実学主義(ようは社会で一番儲かる仕事を効率的に学べる環境)

に傾倒し、文系軽視(創造性や多様性)になり過ぎて、社会で求められる人物像が生まれにくく

なっているのではないだろうか。

チャールズディケンズの「ハードタイムズ」に登場する教師グラッドラインドは「事実」だけ

を教えることで、何に後悔することになったのか?今の日本の風潮がオーバーラップしてしまう。

人口減少における就職率 [就職活動全般]

アベノミクスが円高の影響で崩れかけている情勢の中

若者の就職率が改善しているというニュースが多い

しかし、本当にやりたい仕事が選べているかというと疑問である

早めに内定が出たからそれで満足してしまう就活生が多いのではないか

まともな就職課の職員やキャリアカウンセラーは問題に気付いていると思う

そもそも働く人口が減っている中での就職率の改善は、良い人材の争奪戦

という構造になっており、それに煽られている学生は多いのではないか

こういう情勢だからこそ、学生や指導者は本当にやりたい仕事を追求してほしい。

同一労働同一賃金について [就職活動全般]

同じ仕事に対しては同じ賃金が払われる。
日本の就労環境は今この方向に進んでいるようである。
経営者としては頭の痛い問題であろう。
非正規の労働者としては、正規雇用者と同じ職務について
多くの仕事をこなしているのにも関わらず賃金は低いわけで
あるから、能力に見合った報酬を頂きたいと願うのは当然である。
この問題の根底にあるのは、日本は年功序列で終身雇用を基本とし
ている企業が多く、職能給で差をつける形態が多いことにある。
この精度の問題点は、能力を誰が判断するのか?非常にわかりにくい
という問題である。
一方、欧米では仕事の内容や範囲を特定した上で賃金水準を決める職務給
が一般的に浸透しており、時間あたりの仕事の価値を算出しやすく
賃金格差も生まれにくい、労働に対する対価がはっきりしており
働くものの納得感が得られやすい。
日本は非正規労働者が正規の約40%あり非正規労働者の給与は正規の
50%くらいの収入であることを考えると賃金格差を縮めることは
まったなしの問題であろう。
国を挙げて問題に取り組むこの問題・・・正規の賃金減らしで帳尻をあわせる
ことはやめてほしいと願っている。

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